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職務経験が少ない・アルバイト経験のみの方向けの職務経歴書の書き方見本とフォーマットダウンロード

職務経歴書 英語

職務経験が少ない・アルバイト経験のみの方向けの職務経歴書の書き方・見本です。職務経験が少ない場合やアルバイト経験のみ場合は、職務経歴書でどのようにアピールすればよいのでしょうか。ここでは、限られた職務経験だからこそ伝えておきたい内容や、効果的にPRするコツを紹介します。

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職務経験が少ない方・アルバイト経験のみの方が職務経歴書で伝えたいこと

職務経験が少ない・アルバイト経験のみなので「職務経歴書に書くことがない」と思っている方もいるかもしれませんが、職務経歴書で伝える内容は経験した業務内容だけではありません。自分なりに創意工夫したこと、努力・注力したこと、成果を挙げたこと、学べたことも記載可能です。

たとえ短い職務経験やアルバイト経験であっても、その中で取り組んできた姿勢や経験スキルを具体的なエピソードと実績を交えて簡潔にまとめるようにすれば、説得力が増します。これまでの経験を振り返り、その中で応募先に活かせることをピーアールしましょう。

職務経歴書の書き方見本

 

職 務 経 歴 書

                          20XX年XX月XX日現在
氏名 ○○ ○○

 

■職務要約
◯◯大学在学中からレストランのアルバイトとテレフォンオペレーターのアルバイトを経験し、卒業後はお客様の不安を解消する業務にやりがいを感じていたため、正社員としての就職活動をせずにテレフォンオペレーターのアルバイトに専念して働いてきました。接客ではアルバイトリーダーや後輩アルバイトの育成、テレフォンオペレーターではクレーム対応の経験があります。

■職務経歴詳細
20XX年XX月~20XX年XX月 ○○レストラン

期間

業務内容
20XX年XX月

20XX年XX月

○○レストラン
学生時代のアルバイトとして接客業務
・アルバイトリーダーとしてマネジメント業務(メンバー:5名、役割:アルバイトリーダー)
・接客、売上管理、メニュー確認など【学んだこと、頑張ったこと、意識していたこと】
・次回も来店したいと思っていただけるような接客を心がけた
・リーダーとして、チームのモチベーションの醸成に常に心掛けてきた
・仕事の合間のコミュニケーションを大切にしてきた
・売上管理の仕事では、常にお金の流れを把握することに心掛けた
・チーム内にミス起こらないように、常に全体の状況把握に努めた

 

20XX年XX月~20XX年XX月 △△△株式会社

◆事業内容 〇〇〇〇〇
◆資本金:○○○百万円 売上高:○○○百万円 従業員数:○○○名 非上場

期間 業務内容
20XX年XX月

現在

△△△株式会社
学生時代のアルバイトとしてテレフォンオペレーター
・クレジットカードの問合せ対応業務(1 日50 件程度)【学んだこと、頑張ったこと、意識していたこと】
・日々のクレーム対応の中で、お客様のニーズを常に把握するように意識してきた
・お客様の不満解消を実現するため、誠実な対応に心掛けてきた
・少しでも独力で対応できるように、日々の情報収集に心掛けた(対応力の向上を目指してきた)

 

■資格・スキル
・普通自動車免許(20XX年XX月)

 ■自己PR
学生時代は、アルバイトでレストランの接客業務を経験し、○年勤め、アルバイトリーダーとして後輩アルバイトの指導・育成や売上管理を担当しておりました。特に心掛けてきたことは以下の2点です。

1)サービス業であるため次回も来店したいと思っていただけるような接客を心がけ、常に笑顔を絶やさず、スピードにこだわり、適切なタイミングで料理を提供することなどに気をつけていました。

2)アルバイトリーダーとしてマネジメント業務を担当していたので、アルバイトのモチベーション管理に気を配り、必ず全てのメンバーと挨拶を交わし、積極的に声をかけるなどして、楽しく働ける職場作りに注力致しました。

また、同じく学生時代のレストランでの業務と並行して、卒業後の現在まで続けてきたテレフォンオペレーターの業務では、お客様の不満解消のために以下の2点を心掛けてきました。

1)傾聴力を高めるため、お客様のお気持ちや感情に共感しながらお客様を理解する姿勢を持つことに気をつけていました。

2)ロールプレイ(模擬)を怠らず、職場の先輩や社員の方からのフィードバックを素直に聞き、あいづちや声のトーンにも気をつけて、少しでもお客様によい印象を与えられる対応を目指していました。
現職では非常に短い期間での勤務ではありますが、貴社においては長く腰を落ち着け、社会人としての基礎を身につけ、貴社に貢献できる人材となるよう頑張ります。ご検討宜しくお願い致します。

以上

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各項目の解説

続いて、職務経歴書の各項目にはどのようなことを記載したらよいのか、具体的に解説します。

職務要約

職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。

職務経歴詳細=内容

業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。

<キャリアアドバイザーのアドバイス>
少ない職務経験やアルバイトのみの経験であっても実務経験に相当すると応募先企業が評価すれば、責任のある仕事を任されることもあります。これまで自分が経験してきた仕事の中に応募先で活かせるものがないかを振り返ってみましょう。実務経験に相当すると評価してもらうためには「学んだこと、頑張ったこと、意識していたこと」がどのような成果につながったのかを具体的に書くとよいでしょう。その際、成果や実績は「売り上げを〇万円アップ」「売上が〇倍」など数字で表すと伝わりやすくなります。

資格・スキル

業務と関連する資格を持っている場合は、正式名称で取得年月も忘れずに記載しましょう。

<キャリアアドバイザーのアドバイス>
資格がすでに失効している場合や勉強中、1次試験のみ合格、結果待ちなどでも理由を括弧書きにして記載すればアピールすることができます。

自己PR=アピール

自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。

<キャリアアドバイザーのアドバイス>
自己PRは自身を応募先へ売り込むために重要な項目です。下記を参考に自分の強みを振り返り、業務のエピソードを入れながら記載しましょう。

1.前向きさ・明るさ・元気よさ・気配りができるといった性格特性
2.積極性・協調性・責任感・目標達成意識があるなどの行動特性
3.仕事への貢献意欲・将来展望などが感じられる姿勢

また、アルバイト経験以外にも趣味や社会活動で応募先の業務に役立つようなことがあれば、積極的に書きましょう。そのためには応募先企業がどのような業務を行っているのかをしっかりと調べておくことが大切です。

最後は「以上」で締めくくります。

 

アルバイト経験について書く時の注意点と書き方

応募先企業の業務をイメージして、役立ちそうな自分の経験をできるだけ具体的なエピソードとともに書くようにしましょう。

学生時代のアルバイトについて

学生時代のアルバイトは学業が本業となるので、基本的に記載しません。ただし、応募先企業に役立つような経験があればアピールの一つとして書いてもいいでしょう。

短期間のアルバイトについて

アルバイト期間が数日~1、2カ月程度の短期間の場合は、余程アピールしたいことがない限り、職務経歴書に記載しなくてもよいでしょう。逆にアルバイト経験が3カ月以上ある場合は記載することをお勧めします。

もしも、短期間でのアルバイトを繰り返している場合、その間のアルバイト経験を記載しないと空白期間が長くなってしまうため、まとめて記載するなど、記載方法を工夫しましょう。
また、企業側から「仕事が続かないのでは?」と疑問を持たれることもあるので、なぜ短期間のアルバイトだったのかを説明できるように準備しておくとよいでしょう。

長期間のアルバイトについて

3カ月以上のアルバイト経験は積極的に書きましょう。アルバイトに関する記載がなく、空白期間が長いとネガティブに受け取られる可能性があるからです。

また長期間のアルバイト経験は、応募先企業が求めている「仕事への姿勢」や「自分で考えて工夫したこと」を書くと、応募先企業で長期にわたって就労したいという意志へのアピールができます。とくに仕事への姿勢には熱意や自分がもつポテンシャルを意識して表現できると評価につながりやすいです。

アルバイトしていた理由を書く場合

どうしてその期間アルバイトとして働いていたのかという理由は簡潔に書きます。長々と理由を書くと言い訳をしているととらえる面接担当者もいますので、誤解されないためにも「経済的理由」や「違う進路を考えていたため」などと簡潔に表現しましょう。もしも、説明しておきたい事情がある場合は、職務経歴書に「その他」や「補足事項」などの項目を立てて、事情を説明する方法もあります。

職務経験が少ない方・アルバイト経験のみの方の職務経歴書のポイント

職務経験が2~3年しかない、ルーチンワークのみで経歴欄に書く要素が少ないといった人は自己PR欄を充実させることで熱意をアピールしましょう。紙面の半分以上を自己PR欄で占めるくらいでも問題ありません。

提出前に最終チェック

□誤字脱字がないか
□入学/卒業/入社/退職などの年月を間違えていないか
□見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□履歴書など他の応募書類の内容と齟齬がないか

記事作成日:2018年11月9日 記事更新日:2022年10月3日

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