外食・店舗型サービス業界の新型コロナウイルス禍における求⼈・求職者の動きを、業界に精通したキャリアアドバイザーがレポートします。
「コロナウイルス禍での転職市場や業界トレンドを知りたい」「納得感のある転職活動のために、採用動向を知っておきたい」という方はぜひご一読ください。
外食・店舗型サービス業界の転職市場動向のポイント
・影響は大きいが、オンラインサービスや中食、スーパーなどは好調
・同じ業態でも企業ごとに状況は異なる
外食業界の動き
新型コロナウイルス禍の影響を受け、多くの企業は厳しい状況となっています。一部デリバリーやテイクアウトでの売上が伸びている企業はありますが、全体的には実店舗の売上を賄うほどでないケースが多いです。緊急事態宣言の解除を受けて、徐々に回復していく可能性はあるが、どれだけの影響が残るかは現状不明な状況です。
業界内では、企業間での人材派遣の動きもあり、この状況のなかでも新しい雇用・人材の動きがでています。細かく見ていけば、ドライブスルーや宅配で利益が上がっている企業もあり企業ごとに状況が違うのが実情です。
店舗型サービス業界の動き
スーパーは生鮮食品を中心に売上は好調ですが、店舗の大きさと売上構成比によって状況は企業ごとにさまざまです。中食ニーズの高まりから、総菜関係の工場製造ラインや品質管理などの求人はニーズが高まっています。
百貨店は、業界で拡大している店舗の不動産賃貸収入は一定の売上は維持しているものの、全体としては売上も減少傾向であり、緊急事態宣言が解除になり今後どうなるか注視が必要です。
各社オンラインでの販売もしていますが、今後どのような手が打たれるかはまだ分からない状況です。IT投資についても企業ごとの状況により差がでています。
コンビニの省人化の動きは引き続き見られ、省人化のためのシステム構築などの求人は今後も採用は続くと思われます。
出所:リクルート『リクルートエージェント』転職決定者数の分析
転職活動は情報収集から
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新型コロナウイルス禍の転職活動に不安を感じている方もいらっしゃると思います。
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※お申込み時にキャリアアドバイザーの指定はできません。予めご了承ください。
新型コロナウイルス禍の転職市場動向
下山翔吾
コンシューマー領域の中堅~大手企業を担当する営業組織のマネジャー。人材、サービス、小売、広告、等幅広く担当。
石田 尚人
コンシューマー領域の大手企業を担当する営業組織のマネジャー。現在は小売流通、食品消費財、アパレル、広告代理店等を担当。