品質管理・品質保証の職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
見本のWordファイルをダウンロードできますので、参考にしながら自分の経歴を記入し職務経歴書を作成してみましょう。
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職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
品質保証部門にて、磁気記録メディアの品質管理業務を顧客対応から、品質分析、設計開発部門への改善要望のフィードバックまで全般を経験。新装置の立ち上げ経験もあります。
■職務経歴
□20xx年xx月~現在 ○○○○株式会社
◆事業内容:記録メディアメーカー
◆資本金:○○○百万円 売上高:○○○百万円(20xx年) 従業員数:○○○名 非上場
期間 |
業務内容 |
20xx年xx月
~ 20xx年xx月 |
品質保証部品質保証課 |
磁気記録メディアの品質管理
・顧客対応業務(顧客向けレポート作成、出荷検査成績表の作成、クレーム対応、不良解析、監査対応) ※4機種の量産立ち上げを経験。 |
|
品質保証部 20名 品質保証課 4名 | |
20xx年xx月
~ 現在 |
品質保証部分析課 |
磁気記録メディアの担当
・品質分析 使用機器:走査型電子顕微鏡(SEM)、液中粒子計測装 ・品質改善活動への参加 |
|
品質保証部 20名 分析課 3名 |
■活かせる経験・知識・技術
・分析機器の使用法を学び、実験に取り組む粘り強さと探究心
・関係部署との交渉や調整の際に、相手の意見を聞き、同時に自分の要求を率直に伝えられるコミュニケーション能力
・各種計測器(走査型電子顕微鏡、液中粒子計測装置、超音波洗浄装置)を用いた検査業務
・クレーム情報、不具合・不良品解析により、製造工程・設計図面上等へ適正な改善を行う、不具合解析業務
■資格
・日本英語検定試験準1級(20xx年xx月)
■自己PR
品質管理と品質保証を経験し、磁気製品生産に関わる工場での業務は一通りの知識があります。特に、在籍中にリニューアルや生産ライン増による設備導入があったため、新しくラインを立ち上げるまでの設備調整と品質管理工程の確立に自信があります。品質保証部では、生産ラインと密にコミュニケーションをとっていたため、現場からの声を吸い上げる役割を果たしていました。生産ラインのスタッフには、上からの押し付けではない衛生指導を行い、共感を得ることができていたと思います。
以上
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各項目の解説
職務要約=あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴=内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
自己PR=アピール
自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ 履歴書など他の応募書類の内容と齟齬がないか