鑑定・デューデリジェンスの職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
見本のWordファイルをダウンロードできますので、参考にしながら自分の経歴を記入し職務経歴書を作成してみましょう。
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職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
約○年間、競売物件を中心とした不動産物件について、公的・民間両面からの評価・鑑定等のデューデリジェンス業務に携わってきました。
■職務経歴
□20xx年xx月~現在 ○○○○株式会社
期間 |
業務内容 |
20xx年xx月
~ 20xx年xx月 |
競売不動産の調査、評価 ・資料作成/分析の補助 ・公的評価(地価公示、地価調査、相続税評価、固定資産評価 等)の補助 ・担保評価 ・減損会計に伴う不動産の鑑定評価 |
不動産鑑定士補 | |
20xx年xx月 ~ 20xx年xx月
|
・鑑定評価書の作成 ・依頼物件の行政条件、法的条件及び権利関係の調査 ・公共用地補償業務(土地評価) ・再開発に伴う不動産の鑑定評価 ・DCF法による収益価格の算出 |
不動産鑑定士 | |
20xx年xx月 ~ 現在
|
・鑑定評価書の作成 ・依頼物件の行政条件、法的条件及び権利関係の調査 ・等価交換に伴う鑑定評価 ・隣地買収に伴う限定価格による鑑定評価 ・DCF法による収益価格の算出 ・地価公示、地価調査、相続税評価、固定資産評価 等の公的評価 ・不動産コンサルティング業務 |
不動産鑑定士 コンサルタント |
■活かせる経験・知識・技術
・不動産の調査/評価の基礎知識
・不動産鑑定士に対して、確実な物件調査報告を継続
・CADを用いた画地図の作成、画地計測技術
・DCF法による収益価格算出の経験
・不動産の公的評価だけではなく、民間評価も担当してきた経験
・PCスキル(Word,Excel,PowerPoint)
■資格
・普通自動車運転免許証(20xx年xx月)
・宅地建物取引主任者(20xx年xx月)
・ビル経営管理主任(20xx年xx月)
・不動産鑑定士(20xx年xx月)
・不動産証券化協会認定マスター(20xx年xx月)
■自己PR
○○○○株式会社に入社後、不動産鑑定士補として、不動産の調査・評価等の基礎を習得してまいりました。そして、不動産鑑定士への確実な調査報告を常に心掛けてまいりました。
20xx年xx月からは、不動産鑑定士として、公的評価から民間評価まで、幅広い不動産の鑑定・評価に携わってきました。DCF法による収益価格算出の経験も有しております。また、多数の競売物件を中心とした不動産物件の鑑定・評価の担当実績、資格者としての依頼先への評価・説明責任の遂行、後輩への指導等を通じ、鑑定士として不動産を見る目、業務に対する責任感を醸成してきました。一方、約○年間の業務を通して築いてきた業界人脈も、私にとって非常に大切なものとなっております。
以上
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各項目の解説
職務要約=あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴=内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
自己PR=アピール
自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ 履歴書など他の応募書類の内容と齟齬がないか