生産管理の職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
見本のWordファイルをダウンロードできますので、参考にしながら自分の経歴を記入し職務経歴書を作成してみましょう。
生産管理の職務経歴書テンプレートのダウンロード
職務経歴書テンプレートをお探しですぐにダウンロードしたい方はこちらからダウンロードください。
職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
○年○ヶ月生産管理業務として国内だけでなく海外拠点を含めたグローバル規模での生産計画の策定、実施に携わってまいりました。
■職務経歴
□20xx年xx月～現在 ○○○○株式会社
|
期間 |
業務内容 |
| 20xx年xx月
～ 20xx年xx月 |
業務：製造ライン生産計画の立案 |
| ○○工場生産管理課 （製品：水晶デバイス） ・社内外の製造ライン（60名）の生産計画の立案提示、実施 ・社内システムの変更に伴うデータ作成・入力作業に従事 ・製造工程のリードタイムの短縮化推進 納期遵守率を85%から95%に改善 ・売上処理件数・金額：20,000件・1億円／月 |
|
| 5名/担当者 | |
|
20xx年xx月 ～ 20xx年xx月
|
業務：受発注管理 |
| ○○工場生産管理課 （製品：コンデンサ） ・受注発注、生産計画・フォーキャストの作成・提示、納期折衝、顧客対応 ・外注管理（支給部材の出荷・管理、在庫管理、棚卸等） ・担当業務のシステム化、ネットワーク化、データベース化検討 ・協力工場の調査・認定作業 |
|
| 7名/担当者 | |
|
20xx年xx月 ～ 現在
|
業務：全社規模の生産計画策定 |
| 本社生産本部生産企画課 （製品：コンデンサ） ・生産予実管理 中期生産計画（5ヵ年生産計画）の策定 （海外輸送リードタイム、適正在庫にもとづく生産計画の立案、製造部人員計画、現地生産設備の追加導入計画の立案） 短期生産計画（翌期生産計画）の策定・量産機種生産・納入管理 週単位販売計画・実績に合わせた後、補充方式での出荷指示数策定及び出荷実績管理 設計変更管理 品質不具合発生時のフォロー・海外工場生産管理業務全般の改善 課題の洗い出しから、テーマの絞込み、システム導入まで一連の流れを担当 |
|
| 12名/主任 |
■活かせる経験・知識・技術
・中長期的な生産計画の策定とそれに伴う海外工場生産体制の改善の経験があります。
・海外流通の企画にも携わっていたため、グローバル規模での在庫適正化、輸送コストの低減、リードタイムの短縮に関する基礎的な知識があります。
■資格
・初級システムアドミニストレータ（20xx年xx月）
・日本英語検定試験準2級（20xx年xx月）
・生産管理士（20xx年xx月）
■自己ＰＲ
・生産計画の緻密性
弊社は受注生産ではなく、商社やお客様からのヒアリングによる見込み生産でしたので、販売計画と販売実績の差が激しく、その差を吸収するのに苦労しました。そのため、徹底した数値管理やデータベース化、状況判断や臨機応変な対応は得意とするところです。
・システム化の経験
新規ラインの立ち上げを経験していることや、システムアドミニストレータの資格取得で得た知識をもとに、生産管理システムの構築もリーダー的役割として実施してきました。
以上
【職務経歴書のダウンロード（Word）】
各項目の解説
職務要約＝あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴＝内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
自己PR=アピール
自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ 履歴書など他の応募書類の内容と齟齬がないか
