金融コンサルティングの職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
○○大学○○学部卒業。20xx年、○○○コンサルティング入社。○○業界を中心とした企業再生、事業再編を担当。
経営課題の抽出、経営計画の策定、実行サポートからM&A(買収、売却)のアドバイザリー業務に携わる。バリュエーション、ドキュメンテーションなどクロージングまで一人で完結できる経験をしています。
■職務経歴
□20xx年xx月~現在 ○○○○コンサルティング
期間 |
業務内容 |
20xx年xx月
~ 現在 |
コーポレートアドバイザリー第一部 |
担当業界:○○業界企業を対象として、企業再生に関わる業務に携わる ・経営課題の抽出、経営計画策定、法的整理実行サポート ・M&Aアドバイザリーマネジメント:マネージャー昇格後は、プロジェクトマネージメントに加えマーケティング、スタッフの指導、講演・取材対応等の対外折衝も多く経験。【主なプロジェクト実績】 ○○業界の私的整理再生計画の策定、債権者向け交渉および計画実行サポート A社買収のためのファイナンス審査サポート 外資系投資家に対する業界投資参入戦略の立案サポート ○○事業の戦略立案サポート その他、○○○○案件での投資家サイドのアドバイス |
|
マネージャー |
■主要案件、実績など
企業再生
国内電機業界第○位の企業再生で、プロジェクトマネジャーとして、問題点の抽出から事業計画の策定、検証を行い、債権者との交渉と外資買収ファンドとの条件交渉まで行う。入札管理、入札書類の作成、入札実施までを担当。
M&A
国内第○位のホテル運営会社を私的整理のプロセスで処理。
このプロセスの中で、国内3ホテルおよび海外に在するリゾートホテルを外資系投資ファンドに売却案件。
プロジェクトマネジャーとして、再生計画立案、債権者交渉を実施。
○○売却では売り手側アドバイザーとして入札のコントロール、外資系、国内系の投資家との条件交渉を実施。
■資格
- 普通自動車免許(20xx年x月)
- 公認会計士(20xx年x月)
- 米国公認会計士(20xx年x月)
以上
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各項目の解説
職務要約=あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴=内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ キャリアシートの内容と齟齬がないか