法人向け営業の職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
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職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
○○大学○○学部を卒業後、20xx年xx月○○カード株式会社に入社。マーケティング企画部へ配属となり、カード会員のマーケティング業務及びアライアンスの企画業務を経験した。その後経営企画部へ異動となり、海外進出プロジェクトの一員として、海外子会社のサポートや市場調査に従事している。
■職務経歴
□20xx年xx月~現在 ○○カード株式会社
期間 |
業務内容 |
20xx年xx月
~ 20xx年xx月 |
マーケティング企画部 |
マーケティング業務 ・会員の購買履歴データに基づく顧客分析や商品分析 ・DMやEメールを利用したデータベースマーケティングの企画 ・会員向けアンケートの実施・結果分析アライアンス企画業務 ・新規ビジネスアライアンス企業の開拓、営業・アライアンスパートナーとの契約締結・管理・プロジェクト管理 ・提携先とのキャンペーンの企画 ・ポイントプログラムのリニューアルアライアンス企画業務では、大手百貨店と提携し、新しいカードの企画・発行に主担当として関わった。カードのコンセプトを明確に打ち出したキャンペーンの実施や、新カード独自のポイントプログラムを取り入れたことで、カード会員の大幅な増加に貢献した。 |
|
一般社員 | |
20xx年xx月
~ 現在 |
経営企画部 |
海外進出プロジェクトの推進 ・海外子会社の経営管理面でのサポート(経営課題の解決・支援・ビジネスプランの策定) ・海外子会社のコンプライアンス管理・システム開発プロジェクトの管理 ・海外市場調査 |
|
一般社員 |
■資格
普通自動車運転免許証(20xx年xx月)
TOEIC920点(20xx年xx月)
■自己PR
入社以来一貫して本社での業務に携わってきました。アライアンス企画業務では、担当のアライアンス先企業と良好な関係を築き、複数のキャンペーンを企画・実施しました。顧客ターゲットを明確に選定したことや、打ち合わせを重ねて詳細に内容を検討したことが功を奏し、キャンペーンを成功に導き、カード会員の大幅な増加に貢献することができました。現在は海外進出プロジェクトの一員として、海外子会社の経営サポートに従事しており、日常的に英語を使用しております。経営課題を把握し、コンプライアンスやシステムなども含めた幅広い角度から解決策を提案するよう心掛けています。
以上
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各項目の解説
職務要約=あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴=内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
自己PR=アピール
自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ キャリアシートの内容と齟齬がないか