品質管理・品質保証（化学）の職務経歴書の書き方・見本です。よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。どのように書けば分かりやすくなるのか、何を意識すれば効果的な自己PRになるのかを確認しましょう。
品質管理・品質保証（化学）の職務経歴書テンプレートのダウンロード
職務経歴書テンプレートをお探しですぐにダウンロードしたい方はこちらからダウンロードください。
職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書
20xx年xx月xx日現在
氏名 ○○ ○○
■職務要約
自動車用触媒の品質管理業務を、品質分析、クレーム対応、製造部門との調整など幅広く経験した後、ISO14001取得申請の実務担当としての経験をしてきました。
■職務経歴
□20xx年xx月～現在 ○○○○株式会社
◆事業内容：各種触媒の開発、製造、販売
◆資本金：○○○百万円 売上高：○○○百万円（20xx年） 従業員数：○○○名 上場
|
期間 |
業務内容 |
| 20xx年xx月
～ 20xx年xx月 |
担当工場：北九州工場 品質課 |
| 担当製品：自動車用触媒
・触媒原料の品質管理（分析、分析条件検討） |
|
| メンバー：5名/担当者 | |
| 20xx年xx月
～ 現在 |
ISO事務局 |
| ISO14001の申請と社内調整 ・環境スケジュール作成 ・各部ごとの環境目的・目標の運用・進捗の管理 ・環境会計、環境報告書作成 ・環境意識高揚のための活動/教育等企画運営 ・工場/設備不歩合時の対応、立会い |
|
| メンバー：事務局員3名/担当者 |
■活かせる経験・知識・技術
・ISO、RoHS指令の規制に関する知識
・触媒に関する技術、知識
・生産工程改善の経験
・取扱える分析機器：マイクロX線透視装置、FT-IR分析、X線マイクロアナリシス（XMA）、イオンクロマトグラフ、示差走査熱量測定装置（DSC）、熱機械的分析装置（TMA）、熱重量測定装置（TGA）
■資格
・TOEIC 700点（20xx年xx月）
■自己ＰＲ
品質管理を経験し、化学製品に関わる向上での業務は一通りの知識があります。特に、在籍中に工場のリニューアルや生産ライン増による設備導入があったため、新しくラインを立ち上げるまでの設備調整と品質管理工程の確立には自信があります。現場の声を尊重し、生産ラインのスタッフには、上からの押し付けではない衛生指導を行い、共感を得ることができていたと思います。ISO事務局の申請も通じて、生産部、開発部など他の関連部署とのやりとりを通じて、調整力も身につけることができました。
以上
【職務経歴書のダウンロード（Word）】
各項目の解説
職務要約＝あらすじ
職歴を分かりやすく伝えます。自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴＝内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
活かせる経験・知識・技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
自己PR=アピール
自己PR は文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
最後は「以上」で締めくくります。
提出前に最終チェック
□ 誤字脱字がないか
□ 入学/ 卒業や入社/ 退職などの年月を間違えていないか
□ 見出しやタイトルがあり、読みやすいレイアウトになっているか
□ 日付や氏名など基本的な項目が抜けていないか
□ 文章は誰が読んでも意味が分かるように書けているか
□ 具体的な工夫が入っているか
□ キャリアシートの内容と齟齬がないか
