新卒の就職活動時と同様に、転職活動においても卒業証明書の提出は必要なのでしょうか。ここでは、企業から提出を求められたときの対応法などについて解説しています。
卒業証明書の提出を求められたら…
卒業証明書の提出を求められたら、必ず応じましょう。提出を拒むと、学歴を詐称していると思われてしまう可能性も考えられます。
企業が提出を求める理由とは
企業が卒業証明書の提出を求める背景には、履歴書に虚偽の記載がないかをチェックし、慎重に採用活動を行いたいという意図があります。
また、学歴から将来のキャリアプランを検討するため、特に20歳代の応募者に卒業証明書の提出を求める傾向にあります。さらに、学歴を重視して採用する企業も提出を求めることがあります。
卒業証明書の提出方法
卒業証明書を提出するタイミングは、選考過程あるいは内定後など、企業により異なります。もし、応募企業が選考過程で卒業証明書の提出を必要とすることを募集要項や求人票等に記載している場合は、提出を求められたらすぐに応じられるよう、事前に用意しておくと安心です。
手元にない場合は母校に確認を
卒業証明書が手元にない場合は、母校の事務局等に問い合わせて申請手続きを行います。発行に時間がかかる場合もあるため、前もって申請・受取方法・受取時期を確認することをおすすめします。家族・友人の代理申請が可能な学校や、卒業証明書を郵送してくれる学校もあるので、遠方の場合は相談してみましょう。
発行手続きに必要なもの
卒業証明書の発行申請には手数料が必要です。また、本人確認書類の提示も求められます。手数料の金額や本人確認書類の種類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど)は、学校によって規定が異なります。本人確認書類は、どれを提示すればよいのか事前に確認しておくとよいでしょう。
母校が統廃合された場合
母校が統合された場合、統合先の学校に申請すれば卒業証明書を発行してくれます。廃校や閉校、統合先が分からない場合は、母校の学校所在地の教育委員会に問い合わせ確認しましょう。
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