親会社から子会社に出向しました。これも職歴では1社とカウントすべき?
親会社から子会社に何度か出向し、それらを含めると勤務した会社の数は4社になります。この場合、応募書類には職歴を4社として記載すべきでしょうか。
履歴書の職歴は、在籍した会社の入退社歴を記すため、子会社での経験を「1社」として数えるかどうかは、出向か転籍かで異なります。
出向は、親会社に籍を置いたままの勤務になりますので、子会社を1社として数える必要はありません。履歴書の職歴欄にも、親会社への入退社のみを記入してください。
逆に、転籍は1社としてカウントし、履歴書の職歴欄にも記載します。但し、転籍が重なって経験社数が多くなったとしても、それを見て企業が「転職回数が多過ぎる」と判断して書類選考等で落とすことはほとんど無いようです。きちんと職務経歴書上で理解してもらうためにも、履歴書には一般の転職とは区別するために、
○○株式会社(親会社名)入社
△△株式会社(子会社名)転籍
などと記入するようにしてください。
また、親会社とは業務内容や環境が異なる会社で積んだ経験は、自己アピールの材料になることもあります。出向か転籍かに関わらず、子会社に勤務した時期と職務内容はきちんと明記するようにしましょう。
【参考記事】履歴書の職歴欄の正しい書き方