リクルートエージェントの転職支援サービスに申し込んだ後、どのように転職活動するのか、ある人の活動を追ってみましょう。
今回はキャリアアドバイザーとの面談編です。
企業面接・内定までをおった潜入レポートもあわせてご覧ください。
今回面談する人
野田尚樹
東京都在住/28歳/転職経験0回
現職:ユーザー系システム会社 ネットワーク・サーバー設計
大手SIerに勤務し、ネットワーク・サーバ設計を担当。主にプロジェクトリーダーを任されているが、クライアントと接点がないことが悩み。
もっとクライアントと接することができるコンサルタントを目指したいという想いから、転職を考えるようになった。
リクルートエージェントへ訪問
キャリアアドバイザーとの面談
仕事の後、キャリアアドバイザーと面談するため、東京駅のグラントウキョウサウスタワーへやって来ました。JR東京駅すぐ、丸の内線東京駅や、銀座線京橋駅などからも近く、とても便利です。
全国16拠点&土日対応
リクルートエージェントは全国に16拠点あり、各地で面談が可能です。
また、「仕事と転職活動を両立したい」という声にお応えして土日のご相談にも対応しています。
面談ブースの様子
面談ブースは個室で、外からは中の様子がわからないようになっています。
プライバシーに配慮されているようですね。
キャリアアドバイザーとの初対面
担当のキャリアアドバイザーがやってきました。
事前にメールでやりとりをしていた田中さんです。
業界、職種、地域ごとのプロフェッショナル
あなたの職種、業界によって担当するキャリアアドバイザーは異なります。
それは、キャリアアドバイザー自身の経験を生かした、業界・職種専任制を敷いているからです。
各マーケットの動向や企業ニーズをきめ細かく把握し、あなたの経験やスキルを的確に理解した最適なアドバイスを心掛けています。
リクルートエージェントの面談
転職活動の不安や不明点をキャリアアドバイザーに質問します。
田中:本日はじっくりと野田さんのお話をうかがいたいと思っております。
1時間30分ほどお時間を頂戴できればと思うのですが、ご予定は大丈夫でしょうか?
野田:はい。問題ありません。よろしくお願いします!
田中:よろしくお願いします。
はじめに、何か聞きたいこと、気になっていることがありましたらお話いただけますか。
野田:はじめての転職なので、転職活動の進め方を教えていただきたいです。
それから、キャリアアップをしたいと考えているのですが、今のキャリアからどういった可能性があるのか相談したいと思っています。あとは、実際の求人を見たいですね。
田中:わからないことは何でも質問してください。では、まずはパンフレットを使いながら転職活動のスケジュールや進め方を説明します。
リクルートエージェントのサービスを説明
初めてリクルートエージェントをご利用になられる方は、どのように転職活動が進んでいくのか不安になるものです。
面談では、転職活動の進め方からご説明しますので安心してお越しください。
キャリアアドバイザーと今後の方向性、キャリアプランを共有
田中:次に、野田さんが転職しようと思ったきっかけや理由を教えてください。
野田:はい。今は、プロジェクトでインフラチームのリーダーを担当しているのですが、コンサルタントやプロジェクトマネージャーからの指示を仰いで業務を遂行しているだけで、クライアントとの接点がありません。
どうしても視野が狭くなりがちで、どうしてこんな要件になるんだ。と理想との乖離ばかり考えてしまって。
ですから、顧客との接点が多い、ITコンサルタントになりたいと思い転職を考えました。
田中:わかりました。ITコンサルタントになって、顧客との接点を持ちたいのですね。
どのようなITコンサルタントになりたいと考えていらっしゃるのか、もう少し詳しくおうかがいできますか。
野田:そうですね。クライアントと日々コンタクトをとって、課題を解決できる提案をしたり、提案、受注から納品などのすべての工程で社内のエンジニアとうまく連携をとれるITコンサルタントになりたいと思っています。
田中:顧客との接点を持ちたいということであれば、プリセールスやネットワークエンジニアとしてのクライアント先への常駐などもありますね。
野田さんがおっしゃる「クライアントの課題解決」をするITコンサルタントというのは、課題を発見するITコンサルタントか、クライアントから提示された課題を解決するITコンサルタントのどちらがイメージに近いですか。
野田:もちろん将来的に目指したいのは課題を発見するITコンサルタントです。今までの経験からのキャリアアップはできるのでしょうか。
田中:ITコンサルタントは会社によって全く異なりますから、一概に難しいとは言えませんが、たとえば一流のITコンサルタントの場合は、クライアントの業界動向や経営状況を把握しながら、システム活用の提案を行いますので、とても幅広い知識を必要とする場合があります。
野田:業界動向とか経営状況という話になると、考えていたより難しいイメージがあります。
田中:なるほど。では、顧客と接点を持ちながら、クライアントから提示された課題を解決していくようなお仕事はイメージに近いですか。
野田:はい。とても近いです。
田中:では、今までの経験を生かしつつ、顧客との接点、課題の投げかけのある仕事という点で求人を探してみましょう。
野田:はい。よろしくお願いします。
今までの経験を共有をしながら、書類をチェック
田中:次に、今までの経験をもう少し詳しくおうかがいします。プロジェクトリーダーを担当されているそうですが、プロジェクトリーダーの業務内容を詳しく教えてください。
(職務経歴書を見ながら進めます。)
野田:ネットワーク設計やサーバ構築のリーダーを主に担当しています。プロジェクト規模にもよりますが、メンバー2~4名のチームで、メンバーアサイン、指示、進捗管理、品質管理を行っています。場合によっては、ネットワーク機器などの選定やドキュメント作成も行っています。
田中:幅広い業務をされていらっしゃるんですね。メンバーが2~4名ということですが、経験の中で最も多かったサーバー台数はどれくらいですか。
野田:20台です。データセンターを移行するプロジェクトだったので、とても大規模でした。
田中:それはすごいですね。少人数で行うにはとても大変だったでしょう。
野田:そうですね。とても慌ただしい日々を過ごしました。インフラは後戻りが許されないですからね。
田中:その際に工夫したことは何ですか。
野田:忙しい時ほど、毎朝チーム内で進捗共有を行いました。進捗確認をすることで、メンバーのつまづきが確認できましたので、スケジュールや業務量の調整がスムーズにできました。
田中:お話いただける範囲で結構ですので、発生した問題に対して、どのように解決してきたかお話いただけますか。
野田:自分たちが正しいと思う設計と、クライアントの要件に不一致が生じた場合、メンバーと徹底的に検討し、要件の修正をプロジェクトマネージャーに提案するなどしました。
(中略)
田中:ご説明ありがとうございます。職務経歴書に経験されてきた内容がしっかりと記載されていましたので、問題ありません。ただ、これだけでは野田さんの強みがすべて伝わらないので、お話いただいた「プロジェクトリーダーとしての工夫」や「チーム内の課題解決方法」など、ぜひ追加しましょう。
職務経歴書の添削
職務経歴書は自分を企業に売り込むためのプレゼンテーションツールです。求人企業が会いたいと思わなければ、面接に進むことはできません。
リクルートエージェントは求人企業の目線であなたの職務経歴書を添削します。
田中:今までうかがったお話の中で、野田さんの希望条件にあう企業をご紹介します。
まず、A社。A社では、新規開拓時にコンサルタント1人につき、エンジニアが1名付くというスタイルで営業を行っています。既存顧客では、大手ポータルサイトのネットワーク保守を行うなど、大手企業からも実力を認められている企業です。
野田:エンジニアにも、顧客ニーズの理解を求めているんですね!この求人は社外の方にお会いする機会もあるし、自分から改善案が提案できそうなので、とても興味があります。
田中:次にB社。この求人はクライアントの社内でネットワーク設計・管理・開発を一手に担うお仕事です。
クライアントとの接点ということで、身近なニーズや課題をくみ取り、解決に向けて、クライアントと一緒に動ける環境は野田さんのご希望に沿う内容と思い、ご紹介させていただきました。
野田:大きなプロジェクトを組むことはなくなりますね。
田中:この求人ではないですが、大きな案件が立ち上がった場合にはプロジェクトを組んで、クライアントと自社のメンバーの橋渡し役になることもありますよ。
野田:そういった求人があれば、紹介してください。
(中略)
田中:本日は、特にこの求人が野田さんのご希望にあうのでは。というものをご紹介しました。引き続き、野田さん専用ページPersonal Desktopで求人をご紹介しますので、ご確認ください。
今日、ご紹介差し上げた求人の中で応募してみたい。というものがありましたら、応募手続きを行いますので、ご連絡くださいね。
もし、野田さんのご希望にそぐわない求人がありましたら、理由をお聞かせください。今後の求人紹介がスムーズになります。
野田:はい。じっくり考えてお返事させていただきます。
求人情報の紹介
リクルートエージェントは、豊富な求人情報をお預かりしています。その中から、あなたの力を最大限に発揮できる企業をご紹介します。
また、リクルートエージェントが独自に獲得した非公開求人もご紹介。リクルートエージェントでしか得られない情報であなたの転職活動を応援します。
キャリアアドバイザーとの連絡は専用ページPersonal Desktop(PDT)で
PDTでは、キャリアアドバイザーから紹介される求人情報の閲覧や求人への応募が行えます。
また、リクルートエージェント専用の履歴書「キャリアシート」の作成や職務経歴書作成支援ツール「レジュメナビ」をご利用いただけます。
面談終了
あっという間の1時間半でした。
1人で悩んでいた転職活動の進め方、求人探しがこの1時間半で一気に進みました。
※面談の進め方は、ご相談の内容によって異なります。
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