転職者の応募数

更新日:2025年1月31日
サマリ

リクルートエージェントを利用して転職先が決まった転職者の応募数は71~90件が34.3%で最も多い結果となりました。その次は51~70件が19.25%で多くなっていますが、応募数にかかわらず転職先が決まっています。

転職者応募数 分布
~10件
11~30件
31~50件
51~70件
71~90件
91件~
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%

転職活動を始める際、応募数(応募社数)はどれくらいが適切なのか、多いほうがいいのか数を絞ったほうがいいのか気になる人も多いでしょう。応募数は、個人の状況や希望条件などによって異なります。リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の応募数は、71~90件が34.3%で最も多い結果となりました。ついで51~70件が19.25%で多くなっています。91件〜は17.46%、〜10件は12.3%、 31~50件は10.52%となっており、応募数にかかわらず転職先が決まっています。

下図の応募数のデータの通り、数少ない応募数で転職先が決まる転職者もいれば、多くの求人に応募し転職先を決める転職者もいるなど応募数は個人によって異なるとはいえ、計画的な応募が鍵になるでしょう。例えば一社ずつ応募するならば、不採用だった場合や、さらに自分に合った企業があるかもしれないなど選考の途中で不安になった場合など、1からやり直すとなると転職活動の長期化にも繋がってきます。逆に、応募しすぎるのもその後のスケジュール管理などが煩雑になったりしてしまうので、やみくもに応募する必要はありませんが、複数応募することで比較検討の上最善の選択ができるなど納得感がある転職活動を実現できるでしょう。

また、転職を検討する際、同職種だけに限定せず、異職種も含めて幅広い求人を検討していくことも重要です。実際に、2022年度の転職決定者の業種・職種の異同パターンを分析したところ、「異業種×異職種」が39.3%で最多となりました。

「異業種×異職種」転職が全体のおよそ 4 割、過去最多に 業種や職種を越えた「越境転職」が加速」

どういった求人が自分に合っているのか、どれくらい応募した方がよさそうかまずはキャリアアドバイザーに相談してみるのもひとつの方法です。自分に合った転職先を見つけるために、プロのサポートも最大限に活用していきましょう。

職種別 応募数分布

~10件
11~30件
31~50件
51~70件
71~90件
91件~
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
医療・医薬品・化粧品
営業・販売・カスタマーサービス
企画・マーケティング・経営
管理・事務
物流・購買・貿易・店舗開発
コンサルタント
金融専門職
不動産専門職
クリエイティブ
SE・ITエンジニア
エンジニア
(設計・生産技術・品質管理)
建築・土木・設備
その他
(講師・調理師・介護など)
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10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%

リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の、応募数分布ごとの傾向を見てみましょう。
~10社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種はコンサルタントで9.05%、ついでSE・ITエンジニアで8.81%でした。
11~30社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は営業・販売・カスタマーサービスで33.91%、ついでその他(講師・調理師・介護など)で33.35%でした。
31~50社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は企画・マーケティング・経営で22.93%、ついでクリエイティブで22.53%でした。
51~70社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で15.26%、ついで不動産専門職で14.67%でした。
71~90社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で9.24%、ついで企画・マーケティング・経営で8.48%でした。
91社~で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で26.02%、ついで不動産専門職で23.36%でした。

※職種データは、2023年7~12月にリクルートエージェントを使って転職が決まった転職者の転職先(直近)の職種データです

業界別 応募数分布

~10件
11~30件
31~50件
51~70件
71~90件
91件~
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
IT・通信業界
Web・インターネット業界
機械・電気業界
化学・素材業界
商社
物流・運輸業界
小売・卸売・サービス業界
旅行・エンタメ業界
マスコミ・広告業界
人材業界
コンサルティング業界
金融・保険業界
不動産・建設業界
医療・医薬業界
インフラ・官公庁・その他
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10%
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30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%

リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の、応募数分布ごとの傾向を見てみましょう。
~10社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は不動産・建設業界で7.84%、ついで化学・素材業界で7.22%でした。
11~30社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は機械・電気業界で31.52%、ついで不動産・建設業界で29.96%でした。
31~50社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は商社で23.53%、ついでIT・通信業界で23.21%でした。
51~70社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種はコンサルティング業界で16.11%、ついでマスコミ・広告業界で15.74%でした。
71~90社で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種はコンサルティング業界で9.68%、ついでインフラ・官公庁・その他で9.39%でした。
91社~で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種はWeb・インターネット業界で37.59%、ついで旅行・エンタメ業界で31.52%でした。

※業界データは、2023年7~12月にリクルートエージェントを使って転職が決まった転職者の転職先(直近)の業界データです

調査概要

【集計対象】 2024年7月~12月の間に、リクルートエージェントを利用して転職が決まった登録者

  • ※本ページに記載の情報は、リクルートエージェントを使って転職が決まった登録者の実態に基づき独自に試算したものであり、他サービス、他機関とは差異が生じていることがあります。あくまで参考値としてご理解ください。
  • ※データのご利用について:出所が「リクルートエージェント 転職データライブラリ」であること、または本ページのリンクを掲載のうえで、利用してください