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転職者の転職活動期間 2023下期

転職活動を始める際、転職活動にかかる期間はどれくらいか気になる人も多いでしょう。転職活動期間は、個人の状況や希望条件などによって異なります。リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の転職活動期間は、リクルートエージェントに登録してから90日以内が52.7%で最も多い結果となりました。ついで91～120日以内が15.7%で多くなっています。121～150日以内は9.3%、241日以上は8.1%、 151～180日以内は6.4%となっており、転職活動期間にかかわらず転職先が決まっています。下図の転職活動のデータの通り、短期間で転職先が決まる転職者もいれば、数ヶ月かけてじっくりと転職先を決める転職者もいますので、焦らずに自分に合ったペースで転職活動を行うと良いでしょう。 また、転職活動期間は個人によって異なるとはいえ、転職を検討する際、転職活動に適切な期間とスケジュールの立て方が重要になってきます。求人情報探しや自己分析、職務経歴書や履歴書など書類の作成、面接対策など転職準備にかかる時間と自分の状況を考慮して、いつから転職活動を開始するのかを決めることが効果的な活動のスタートとなります。

転職活動の進め方と転職成功のポイント

どういったスケジュールで転職活動を行うのが自分に合っているのか、どれくらいの期間で転職したいと考えているかまずはキャリアアドバイザーに相談してみるのもひとつの方法です。自分に合った転職先を見つけるために、転職活動期間を有意義に過ごしましょう。

リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の、活動期間分布ごとの傾向を見てみましょう。
90日以内で転職先が決まった人の割合が最も多い職種はその他（講師・調理師・介護など）で53.5%、ついで建築・土木・設備で52.5%でした。
91〜120日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は企画・マーケティング・経営で16.5%、ついで金融専門職で16.4%でした。
121〜150日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で10.2%、ついで企画・マーケティング・経営で9.9%でした。
151〜180日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で7.3%、ついで不動産専門職で7.2%でした。
181〜210日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で5.3%、ついで不動産専門職で5.2%でした。
211〜240日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で3.8%、ついで企画・マーケティング・経営と医療・医薬・化粧品が同率で3.7%でした。
241日以上で転職先が決まった転職者の割合が最も多い職種は金融専門職で9.4%、ついで不動産専門職で9.2%でした。

※職種データは、2023年7～12月にリクルートエージェントを使って転職が決まった転職者の転職先（直近）の職種データです

リクルートエージェントを使って転職先が決まった転職者の、活動期間分布ごとの傾向を見てみましょう。
90日以内で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界は人材業界で52.6%、ついで不動産・建設業界で51.5%でした。
91〜120日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界は物流・運輸業界で16.8%、ついでWeb・インターネット業界で16.6%でした。
121〜150日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界はWeb・インターネット業界で10.5%、ついで化学・素材業界と物流・運輸業界が同率で10.3%でした。
151〜180日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界はWeb・インターネット業界で7.7%、ついで旅行・エンタメ業界で7.4%でした。
181〜210日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界はWeb・インターネット業界で5.7%、ついで物流・運輸業界で5.3%でした。
211〜240日で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界はWeb・インターネット業界で4.5%、ついでマスコミ・広告業界で4%でした。 
241日以上で転職先が決まった転職者の割合が最も多い業界は物流・運輸業界で10.5%、ついでWeb・インターネット業界で10%でした。

※業界データは、2023年7～12月にリクルートエージェントを使って転職が決まった転職者の転職先（直近）の業界データです