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転職マーケットトピックス メディカル系専門職(2010年7月:「盆明けスタート」ではもう遅い)編転職マーケットトピックス メディカル系専門職(2010年7月:「盆明けスタート」ではもう遅い)編

2010年7月8日更新

7月中旬までに転職活動をスタートさせるメリットとは?

7月中旬までに転職活動をスタートさせるメリットとは?

景気回復の兆しを伝えるニュースをよく耳にするようになりました。EUの動向など不安要素はまだあるものの、攻めの姿勢に転じる企業は増えており、求人件数も少しずつ伸びてきています。転職チャンスの到来を感じ取っている皆さんの中には、「盆休み明けから活動を…」と考えている方も少なくないようです。
しかし、希望次第では、盆前後からの行動開始では手遅れとなってしまうかもしれません。今夏の転職市場の動きと、それを踏まえたスケジュールの立て方をご紹介します。

製薬メーカーの求人が増加。10月1日入社の選考が進行中

盆休み明けまで待たず、今すぐに転職活動を開始する第1のメリット。それは、「製薬メーカーに応募するチャンスが多い」ということです。

CROが通年採用を行う一方、製薬メーカーは限られた時期に集中して採用を行う傾向があります。現在は9月1日・10月1日入社者の選考が進行中。パイプラインの増加に伴い、複数の大手製薬メーカーが未経験者も対象にMRの採用を行っています。中には、数年ぶりに数十人規模の未経験者採用を始めた国内大手メーカーもあります。

10月1日入社であれば、8月末までに内定を出す心積りで選考を進めている企業が多いため、選考に要する期間をふまえると7月初旬~中旬が、応募する最後のチャンスとなります。
上半期中で採用を終える企業もあり、選択肢が多いのは今のうち。下半期まで採用を続ける企業でも、徐々に選考基準が厳しくなっていくと考えられますので、早めに行動を起こすことが得策と言えます。

ライバルよりも一歩早く活動すれば、選考で有利になる

CROのコントラクトMR、医療機器業界、臨床開発職、薬剤師有資格者などは通年採用が行われているため、自分自身のタイミングで転職活動を進めることができます。
それでも、盆休みを待たず、7月なるべく早めに動くことをおすすめします。
転職にあたり、盆休みを利用して情報収集したり、ゆっくり考えたり、家族や友人に相談する人は多いようです。そこで方針を固めた人たちは、盆明け頃から一斉に転職活動を開始します。つまり、ライバルが増え、競争率が高くなります。

7月初旬~中旬に行動を開始することで、書類選考の結果、面接日時の調整などにおいて、ライバルより一歩先を行き、余裕を持って活動できるでしょう。


7月~9月、理想の転職活動スケジュールは?

7月~9月、理想の転職活動スケジュールは?

今から転職活動を開始するなら、次のようなスケジュールを意識した活動をおすすめします。

7月初旬~7月中旬求人情報を入手し、少しでも興味があれば迷わず応募
7月中旬~7月下旬書類選考の結果を待ちながら企業研究&面接対策
7月下旬~8月上旬1次面接
8月上旬~8月中旬2次面接
8月中旬~8月下旬内定
9月~退職交渉、引き継ぎ、入社準備
10月1日入社

上記のスケジュールは、選考がスムーズに運んだ場合。実際には、求人企業が盆休みをはさむことで、選考が多かれ少なかれ滞ると考えられます。 しかし、早めに決断・行動すれば、盆休み前には1次面接を終え、その印象をふまえて盆休み中に2次~最終面接の準備をすることができます。

人事担当者と面接担当者の盆休みが一致しないと、面接が先延ばしになってしまいます。予想以上にスケジュールが長期化しかねないため、複数企業に併行応募する場合は、特に注意が必要です。 早め早めの行動を心がけ、余裕を持って行動しましょう。

転職のプロがすすめる「スケジュールの立て方」はこちらから

他の職種におけるマーケットトピックス「「盆明けスタート」ではもう遅い 7月から始める転職活動計画」


キャリアアドバイザーより

製薬メーカーはパイプラインの情報開示に慎重です。そのため求人がいつ発生するのか、事前予測が困難です。こういった事情もあり、大手企業が突然求人を出すこともありますので、常に情報収集を続けてください。
なお、製薬メーカーへの転職は、10月1日入社を逃した場合、次は1月1日入社にチャンスの波が くると考えられます。それに向け、早めに準備をしておくのも1つの手でしょう。

※この記事は、2010年7月8日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。

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