転職マーケットトピックス　電気・機械系技術職（2010年4月：GWまでにすべきこと）編

新年度がスタートし、何かと慌ただしい時期。転職を検討していても、情報収集や応募先の選定を「GWの休み中に」と考えている方が多いのではないでしょうか。
しかし、GW前に行動を起こしておくことで、後々有利に運ぶこともあります。この時期の転職市場の傾向をふまえ、戦略を立てましょう。

4月～5月の転職市場　注目すべき5つのポイント

●4月前半は新入社員の受け入れ、新卒採用により転職市場が鈍化。再開は4月中旬～下旬以降

●新年度の事業計画にもとづいた新規求人が4月中旬から5月にかけて出てくる傾向

●年度末は退職者が比較的多く、欠員補充の求人が発生

●新卒採用の状況をふまえ、新卒採用予定の一部を中途採用に切り替えるケースがある

●GW中にじっくり考えて転職を決意した人が、転職活動を開始。GW明けはライバル増加

4月、なるべく早い段階で応募すれば、GW前に書類選考の結果がわかり、書類選考を通過した企業への面接対策をGW中にじっくり行うことができます。時間があるGWの間に、企業研究や自己アピールなどの面接対策を済ませておきましょう。

家族を相手に「口に出して話す」練習を

エンジニアの方は、書類を作成することは多くても、人に「プレゼンテーション」をする機会が少ないのではないでしょうか。もし、自分の考えを人に話すことに慣れていないのであれば、面接に臨む前に「口に出して話す」トレーニングをしておくといいでしょう。

GWは、家族と過ごす時間を長く持てるはず。恥ずかしがらず、家族を相手に、自己紹介や面接の受け答えをする練習をしてみてください。
家族の方では内容の深さや専門性は分からないことが多いと思いますが、｢話していることがわかりやすいかどうか｣「姿勢･表情･口調などが好印象か」などビジネスパーソンとしてのコミュニケーションスキルなら意見がもらえるのではないでしょうか。

また、そうでなくとも、話しながら改めて気づくことがあったり、自分の考えが整理されていくということもあるものです。

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｢転職｣についての考えを家族と共有

電気･機械エンジニアにとって魅力的な求人は、今、東海･関西エリアに多数あります。「転居を伴う転職」も、重要な選択肢の一つといえます。
家族とゆっくり話す時間がとれるGW中に、今後の家族の生活設計についても相談しておきたいものです。すでに応募している案件がある場合は、その優先順位を話しあってみましょう。「もしも」の話ですが、スムーズな転職活動には必要な話です。
何を優先するのか。家族の生活スタイルを変えることは可能なのか。お互いの考えや希望を話し合っておいてはいかがでしょうか。