GW前に応募を済ませることで、ライバルより一歩有利に
4月からの新体制や担当職務内容に不満を抱いた人たちは、GW中に転職を検討します。GW明けに転職活動を開始する人が多く、求人企業には応募書類が押し寄せるため、選考が遅れがちになるばかりか、ライバルも増えます。そこで、GW前に応募しておくことで、選考が一歩早く進み、スムーズな内定につながる確率が高まります。
「GW前はどうしても動けない」という方は、GW中の休暇を上手く利用して求人検索、自己分析まで行い、ライバルとの差を埋めましょう。
転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > GWまでにすべきこと・GW中にすべきこと > 金融・コンサル・不動産職(2010年4月:GWまでにすべきこと)
転職マーケットトピックス 金融・コンサル・不動産職(2010年4月:GWまでにすべきこと)編2010年4月8日更新
新年度がスタートし、何かと慌ただしい時期。転職を検討していても、情報収集や応募先の選定を「GWの休み中に」と考えている方が多いのではないでしょうか。
しかし、GW前に行動を起こしておくことで、後々有利に運ぶこともあります。この時期の転職市場の傾向をふまえ、戦略を立てましょう。
●4月前半は新入社員の受け入れ、新卒採用により転職市場が鈍化。再開は4月中旬~下旬以降
●新年度の事業計画にもとづいた新規求人が4月中旬から5月にかけて出てくる傾向
●年度末は退職者が比較的多く、欠員補充の求人が発生
●新卒採用の状況をふまえ、新卒採用予定の一部を中途採用に切り替えるケースがある
●GW中にじっくり考えて転職を決意した人が、転職活動を開始。GW明けはライバル増加
4月からの新体制や担当職務内容に不満を抱いた人たちは、GW中に転職を検討します。GW明けに転職活動を開始する人が多く、求人企業には応募書類が押し寄せるため、選考が遅れがちになるばかりか、ライバルも増えます。そこで、GW前に応募しておくことで、選考が一歩早く進み、スムーズな内定につながる確率が高まります。
「GW前はどうしても動けない」という方は、GW中の休暇を上手く利用して求人検索、自己分析まで行い、ライバルとの差を埋めましょう。
【金融業界のポイントは?】
まとまった時間が取れるGW中に、普段忙しくてできない自己分析と企業研究を行いましょう。
まずは経験をすべて書き出しましょう。頭の中だけで考えていてはだめです。必ず、目に見えるようにしましょう。そして、直近3年ほどの仕事の印象に残っているエピソードを以下のような観点から思い返してみてください。 複数のエピソードに共通するスキルや考えが発見できれば、それがあなたの「強み」の候補となります。
【エピソードを思い返す観点】
●どんな工夫をし、それによってどんな成果を挙げてきたか
●どんなことにやりがいや喜びを感じてきたか
●どんなことにこだわりを持って取り組んだのか
●上司や取引先などにどんなことを誉められ、どんなことを注意されたか?
●「強み」が見えてきたら、最後にその強みの伝え方をまとめましょう。
多くの方が、企業研究とは応募企業をしっかりと調べることだと勘違いしています。しかしそれは企業研究の一部でしかありません。応募企業において、自分の経験がどのように生かせるか、どこにやりがいを感じるか。応募企業とあなたとの「共通点」を探ることが企業研究なのです。ただし、応募企業のことを知らないと共通点を探ることは不可能です。そのため、応募企業を調べる必要があるのです。
求人情報、ホームページ、業界誌やインターネットの記事など、多方面から情報収集をしてください。そして、その企業ならではの強みや今後の展開を考えてみましょう。
普段よりも時間の取れるこの機会に、普段なら目を留めないであろう求人にも注目してみてください。業界、企業規模、勤務地、職種など少し視野を広げてみると、魅力的な企業や、自分の経験を生かせる意外な職種を発見できることもあります。
意外な業界に活躍のチャンスがある。転職のプロのアドバイスはこちら
キャリアアドバイザーより
不況や業績不安などで採用を手控える期間が続くと、上向きの兆しが見えたとき、反動で採用意欲が高まる傾向があります。昨年度の反動で、今年度は求人市場の活性化が期待できます。常に動向にアンテナを張っておいてください。
今は求職者の多くが機会を待っている状態。魅力的な求人が発生すると応募が殺到する可能性が高く、瞬発力がないと取り残されてしまいます。準備を万全にしてタイムリーに動けるよう、キャリアアドバイザーの情報とサポートを活用してください。
※この記事は、2010年4月8日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
保険業界の損害サービス職、事業再生を担うコンサルタント、「スマートシティ」プロジェクトの推進要員、耐震補強を手がける設計/施工管理ほか、震災の影響でニーズが高まった職種は多数あります。可能性を探り、チャンスをつかんでください。
グローバルな経済状況に左右されるものの、M&Aやプロジェクトファイナンスなどのニーズが高まる可能性は大。後半の動きに注目を。コンサルティング会社による積極採用もしばらく続くと思われます。
複数の金融機関で総合職が復活。また、総合商社でも総合職採用が動き出しています。年内に募集終了となる可能性が…
金融業界では、外資系企業で採用の凍結が見られたものの、リテール部門を中心に今も活発な採用が続いています。コンサル業界、不動産業界でも、震災前の求人はほぼ継続。5月以降は年度の採用計画も動き出し、新たな求人も出てきています。
異動、転勤の季節です。自身の異動・転勤はもちろん、周囲の異動・昇進にも何か感じるところがあるのではないでしょうか。4月は今後のキャリアを考えるいいタイミングです。
市場に明るい兆しがいくつか現れています。日本株における調査、資産運用分野、不動産金融分野などで求人が増えていく可能性があります。M&Aなどグローバル戦略を担う人材ニーズも高まる見込み。